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2009年8月13日 (木)

「横浜国立大学同窓会近畿支部の皆様へ」 樹神 幸夫 氏 

「横浜国立大学同窓会近畿支部の皆様へ」

樹神 幸夫 (昭和52年機械卒)

初めて、寄稿させて頂きます。私は、昭和52年機械工学科卒、54年修士課程 機械工学専攻科 修了の樹神(こだま)と申します。大変珍しい苗字ですので 初対面の方には必ず何処の出身ですかと聞かれます。難読苗字で何回かテレビで紹介されたり、人名辞典にも載っていますが、この苗字は愛知県豊田市に多く、 私の祖父も豊田市の出身です。樹神ともう一つの苗字だけの村であったそうです。先祖は地方の豪族か神主と伝え聞くのですが、歴史には出てきませんので大し た事は無い様です。まだ一度も訪れた事がありませんので、時間を作って現地で祖先について調査したいと思っています。

さて、私自身は大学院を修了するまでの24年間を神奈川県で過ごし三菱重工業に入社しました。当時の京都精機製作所(現、工作機械事業部)に配属されてか ら、もう関西圏の生活の方が長く、今ではすっかり関西人になっています。関西弁はしゃべりやすく、半年もすると感化されてしまうものです。横国出身者の同 窓会でも近畿支部では関西弁が主流だったように思います。

学部も院も中山研で加工技術の研究をやっていましたので即、工作機械事業部に決まってしまった様で、入社以来ずっと工作機械事業の業務に携わっています。 現在、工作機械業界は非常に好況で1兆4千億を越える受注が数年続く見込みです。工作機械はマザーマシンとも言われますが、機械を作る機械ですので、日本 の製造業を支える非常に重要な産業であると自負しています。弊社の主要なお客様は自動車や二輪車、トランスミッションメーカ、建機と言った業界に多く、こ こ数年、世界各国での現地生産展開が盛んです。国内で実績のある生産システムや生産設備を、現地に設置されるのが基本的なスタイルで、近年はBRICSへ の投資が盛んで、世界中の殆どの国へ輸出しています。

弊社が扱う工作機械は切削加工機械ですが、最近の特徴として複合化、高速・高精度化、知能化が挙げられます。複合化とは、旋盤やフライス盤など従来単独の 加工方法を提供していた機械を一台の機械で様々な加工が可能となるように、主軸やワーク台を多数装備したりして高機能化した機械です。高精度化のレベル は、1μm単位の加工精度を温度変化のある空調無しの工場環境で安定して実現するレベルです。知能化は機械が自分自身で人間から指示されたプログラムを運 転中にチェックしながら、プログラムミスを見付け、ワークや治具、工具との干渉等を防いでくれるというレベルまでになっています。日本の工作機械業界は世 界No1の座を二十年間以上堅持しています。これはやはり、日本人のもの作りへの意欲、関心の高さが原動力となっていると思います。今後も後輩へ、もの作 りの魅力、工作機械の魅力を伝える事が出来るよう微力ながら尽くして行きたいと思っております。

最後になりますが、同窓の皆様のご多幸とご健康を祈念しつつ、筆を置かせていただきます。乱筆乱文御容赦下さい。

以上

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